どうも、鍼灸師のクボです。
今日は薬に関して僕の意見を書いていきたいと思います。
あなたは薬がどのような工程で製造されるか知っていますか?
たまたまなんですけど、僕の担当している患者さんに大手製薬会社の研究&新薬開発に携わってる人がいまして。
今日はその方にお聞きした内容も含めて書いていきたいと思います。
薬が作られる4つのフェーズ
薬が作られる工程には大きく4つのフェーズがあります。
第1段階:薬になりそうな新しい物質を探したり作り出す基礎研究
第2段階:薬の有効性や安全性などを調べる臨床実験(マウスなど含む)
第3段階:治験により副作用、安全な投薬量、投薬方法を確認
第4段階:発売後の安全性や使用法のチェック(製造販売後調査)
第3フェーズが終わった後、国(厚生労働省)の承認があり販売に至ります。
上記の内容からわかることは、世に出たからといって安全かというとそうではないということですね。
世の中の人が薬を飲んでいる時は実験中とも言えるタイミングがあるでしょう。
薬を作っている人でさえ「長期的に飲むことはしない!」と言いきります。
それくらい薬のリスク(副作用の怖さ)を知っているわけです。
薬しか手段がないだけ
ちょっと尖った表現になりますが、慢性病に関して病院やお医者さんができることは薬を処方することくらいです。
さらに言うと、手段が薬だけなので、長期的に薬を処方して患者の体をどんどん悪くしていきます。
免疫学では「薬を長期間にわたって使用すると免疫細胞を作る胸腺が退縮してしまい人間に本来備わっている自然治癒力が機能しなくなる」とも報告されています。
やむを得ない場合(持病など)もあると思いますが、こういったことを頭に入れないと自ら体を壊すことにつながる。
薬はサプリメントではないし、予防で飲むものでもありません。
本来、終わりがあるものですね。
薬と真剣に向き合う
今日何が1番伝えたいかというと、ちゃんと考えて薬を飲んでほしいということ。
- 症状が出ている理由は何なのか
- 長期的に飲む必要はあるのか
これは施術家としての経験ですが、実は今の不調は薬を飲み続けていること(薬害)が原因という人も数多くいます。
もちろん減薬することは簡単ではないですし、医者の指示も必要です。
ただ、全て言われた通りにすればいいかというとそうではありません。
医者もあなたの体を本気で良くできると思ってないケースもありますし、一生薬を飲み続けてください!と平気で言う医者もいます。
自分の体は自分で守ってください。
最後に
我々のような治療家やセラピストも患者さんの体に必要ないと思ったもの(薬など)はハッキリと止めたほうがいいと伝えるべきです。
薬害がある中でいくら施術を頑張っても良くならないケースが多いですから。
「そんなこと言っても減薬の話をするのは難しい」
そう思う人もいるでしょう。
その気持ちはわかります。僕もそういう時がありましたから。
でもそれって、あなたが怖がっているだけで患者にとって何もメリットはありません。
常に相手に寄り添い、自分の想いを伝えていくこと。
最終的には相手が決めることなので。
悔いのない治療家・セラピスト人生にしましょうね。
クボ
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